不動産のAI査定の注意点とは?メリットや留意点、適した物件を解説
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不動産のAI査定とは、AI(人工知能)を用いて、一戸建てやマンションといった不動産価格を査定するシステムのことをいいます。
この技術は、2000年代から始まった「機械学習」の実用化により可能となった技術で、AIを査定に使うことで、素早く自動的に不動産価格を算出できるのが特徴です。
不動産のAI査定では、「所在地」「種類や用途」「面積」「構造」「建築年」「居住状態」といった物件情報のデータを入力して査定を行います。過去の取引データと入力したデータを照合したり、比較計算することによって、不動産価格を算出する仕組みです。入力するデータは、人の手による査定においても同様ですが、AIを使うことで素早く算出できます。
ただし、AIによる査定は、蓄積されているデータに左右されるのが特徴です。たとえば、データが多ければ多いほど算出結果の精度は高くなりますが、データが少なければ、精度も落ちてしまいます。また、データをどこから取るかによっても結果が変わります。これはAIに限ったことではなく、人の手による査定でも同様です。
上記を踏まえると、AI査定は、データが多い場合においてはある程度の信ぴょう性があるといえるでしょう。
不動産のAI査定には、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
◆気軽に価格査定ができる
AI査定は、Webで簡単に査定できるのがメリットです。多くの場合、必要項目を入力するだけで、その場で算出され、スピード査定結果が表示されます。
Web上なので、人に会う必要もなく、24時間、365日いつでも好きなときに査定できるのも魅力でしょう。
◆査定額を膨大なデータから算出
AI査定では、膨大なデータを参照し、査定額を算出できるのがメリットです。人が査定をする場合よりも多くのデータを瞬時に処理できるため、査定結果にぶれが少なく、正確な結果が得られるでしょう。
不動産のAI査定には、メリットがある一方で留意点もあります。留意点も知った上で利用しましょう。
◆精度のばらつきがある
前述したとおり、AI査定には精度にばらつきがあります。中でも、実際に売却できる価格を正確に算出するのは困難な場合があるかもしれません。
◆不動産ごとの個別の事情は査定に反映できない
人が不動産を査定するときには、査定評価のポイントがあります。たとえば、日当たり、リフォーム歴、デザイン性、室内の損耗状態、管理状況(マンションの場合)などです。
これらの査定評価のポイントとなる情報は、AIの学習データには一般的には含まれないため、AI査定の結果になかなか反映されないのが留意点といえます。
◆戸建てや地方物件は参考程度に
AI査定では戸建てや地方物件は類似事例や情報が多くないため戸建てや地方物件をAI査定する場合には、一般的な参考価格としてまずは把握しておくということをおススメします。
◆物理的側面・人的側面は反映できない
AI査定には、物件のリフォーム歴や改修工事の有無などの「物理的側面」、不動産所有者の状況、買主の独自の基準といった「人的側面」の推測ができません。そのため、上記のような側面を査定額になかなか反映することができないことから、より正確な査定が必要であれば、不動産会社にも併せてご相談を依頼するのが賢明です。
AI査定を上手に活用するようにしましょう。
不動産のAI査定は、気軽に査定額を調べられる反面、精度が低くなる可能性もあります。確実に不動産の査定をしてもらうなら、不動産会社にご相談・査定依頼をするとよいでしょう。
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