中古住宅を購入する方法や契約前後の手順、新築よりもメリットがある理由を解説

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新築よりメリットがあると言われる中古住宅の購入。どんな手順で進めるべきか、契約前から契約後まで、中古住宅の購入の流れと手順について詳しくご紹介します。また中古住宅の購入に関してよくあるトラブルについて知り、失敗せずに購入する方法について見ていきましょう。



中古住宅を購入する方法や手順って難しいの?

中古住宅の購入というと、新築と違って「さまざまな手順が複雑で難しいのでは……?」と思われるかもしれません。でも実際は、決して難しいことはありません。むしろ中古住宅にはメリットがたくさんあり、あえて中古住宅を購入する方も多いものです。では具体的に、中古住宅を購入する方法や手順を見ていきましょう。



中古住宅のほうが新築よりもメリットがある理由

まず最初に、中古住宅を購入するメリットについて。新築にはない中古住宅の魅力にはどんなことがあるでしょうか?

価格が安い
新築住宅の販売には、モデルルームを作ったりチラシなどの広告を打ったり、さまざまな販売コストがかかります。新築住宅ではそれらの経費が上乗せされて販売されるため、一般的に高い価格になります。その点、中古住宅は新築より数割程度は安くなるため、購入費用をぐっと抑えることができるのです。

実物を確認できる
新築住宅の場合、まだ建物が完成していないままモデルルームを見て購入を決めるケースが多いでしょう。ただ実際の眺望や日当たり、騒音、風通しなどは、住んでみないとわからないものです。しかし中古住宅なら実物を自分の目で見て確認することができるメリットがあります。

リノベーション・リフォームで自分好みに変えられる
中古住宅を購入して、リノベーションやリフォームを行い、新築のように変えることができます。部屋の配置やインテリアまで自分好みの空間に自由にデザインできるため、より自分の理想の住宅に近づけることが可能になります。

選択肢が増える
物件の候補を新築だけに絞ると、どうしても物件の数は絞られてしまい、希望のエリアや予算に見合うものにはなかなか巡りあえないかもしれません。しかし中古住宅なら新築より物件数が多いもの。その分だけエリア・広さ・予算など、自分の条件にあった物件に出合える確率が高くなるでしょう。



古住宅を購入する方法・手順

では、具体的に中古住宅を購入する方法について、順に見ていきましょう。契約前・契約・契約後のそれぞれのプロセスで必要な手順をご紹介していきます。

【契約前】中古住宅購入の流れ

売買契約を結ぶまでの段階では、資金計画や内覧などを行います。

1 資金計画を立てる
まずどのような中古住宅を購入したいか、エリア・広さといった条件を整理しましょう。さらにどのくらいの予算が出せるか、持っている資金などに合わせて資金計画を立てていきます。住宅ローンを組む場合は、金融機関に相談して住宅ローンをいくらくらい借りれるか相談しておくといいでしょう。

2 不動産会社に相談する
資金計画ができたら、不動産会社に購入の相談をして、実際にどんな物件があるか相談しましょう。希望の条件を伝え、譲れない条件を決めておくとわかりやすいです。 

3 物件の内覧を行う
興味のある物件があったら内覧を行います。いくつかの物件を見学していくと、そこでの生活がイメージできるか、どんな条件を優先したいか、自分たちの希望がよりハッキリとしてくることでしょう。

4 売主へ購入の申し込み
購入したいと思う物件があったら、いよいよ購入の意思を伝える段階になります。購入申込書を書いて、売主側に提示します。



【契約】中古住宅購入の流れ

売主と買主双方の条件がまとまったら、売買契約を行います。

1 契約条件についてまとめる
売主と買主の間で、契約日や手付金の金額など詳細の条件について話をまとめていきます。通常、売主と買主の間に不動産会社が入り、双方の希望を聞いて調整していきます。

2 各種の住宅診断を行う
住宅診断とは「ホームインスペクション」と呼ばれ、住宅診断士が住宅の欠陥などがないか確認することを言います。耐震性や建物の構造、安全性などに問題がないか確認する目的で、住宅診断を行うといいでしょう。また、ホームインスペクションは、売主が行う場合と行わない場合がありますので、事前に確認してください。

3 住宅ローンの事前審査を行う
多くの金融機関が、住宅ローンの事前審査を行います。事前審査とは、ローンを実際に利用できるか金融機関が判断するプロセスのこと。まだ具体的な候補とする物件がなくても、あらかじめ事前審査を依頼しておくといいでしょう。

4 売買契約を結ぶ・手付金を払う
「重要事項説明書」という書類の説明を受けた後、売買契約に署名・捺印して手付金を支払い、売買契約を結びます。



【契約後】中古住宅購入の流れ

売買契約を結んだ後は、次のようなプロセスを踏みます。

1 住宅ローンの本審査を行う
契約後、住宅ローンの本審査が行われます。本審査では、物件の資産価値(構造、広さ、立地など)や、借主の信用情報に傷がないかなどが確認されます。本審査では、確定申告書や納税証明書など必要な提出書類がありますので、予めこれらの書類を用意しておくとスムーズです。

2 金銭消費貸借契約を交わす
本審査後、ローン借主と金融機関の間で、返済金額や年数などを約定した金銭消費貸借契約(金消契約)を交わします。

3 残金の支払い(決済)
金銭消費貸借契約を交わしたのち、、残代金を支払い決済します。

4 物件の引き渡し・登記手続きの完了
決済と同時に物件の引き渡しが行われ、その日に登記の手続きも完了します。



中古住宅購入のよくあるトラブル

中古住宅を購入する場合、よくあるトラブルとそれを回避する方法についてご紹介しましょう。

設備の故障
給湯器、温水便座などの設備が、購入した後に壊れたというケースがよくあります。中古住宅ではこれらの設備が老朽化していることがあり、引き渡し後に故障が判明することもあります。引き渡し時に売主が作った設備表を元に、それらが実際に使えるかどうか、買主が確認し、もし故障がわかったらすぐに不動産会社に連絡するといいでしょう。

◆雨漏り
中古住宅を購入して実際に住んでみると、大雨の日に雨漏りが発覚することがあります。通常の雨では問題がなくても、大雨や台風などが発生すると雨漏りが起きるということも考えられます。引き渡し時の保証期間などを事前に確認しておくといいでしょう。

◆シロアリ被害
雨漏りと同様に、シロアリの被害がわかることもあります。特に木造の中古住宅ではシロアリが発生するケースも少なくありません。事前に住宅診断を行いシロアリトラブルの形跡がないか確認するほか、保証期間を確認しておくことが大切です。



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中古住宅の購入で夢を叶えよう

新築住宅では価格が高く、間取りなどの自由度が少ないもの。でも中古住宅を購入すれば、リフォームやリノベーションを行って、もっと理想に近い家づくりを低コストで進められるはずです。家の購入に、中古住宅という選択肢を考えてみてはいかがですか?


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※記事内容は、自由住宅NAVI独自の調査と見解によるものです。

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